こんにちは、ろびおです。
今回は Unity を使って、ろびのドット絵からアニメーションを作ってみました。
本当は、ドラッグすると物理演算で揺れるアプリを作りたかったのですが、やり方が全く想像できなかったので、出来そうなことからトライしてみました。
ろび
① 絵をパーツごとに分解する
今回は、【頭・体・右足・左足】の4パーツで切り分けています。
元絵を切り分ける数だけ複製し、不要な体の部位を消しゴムで消していきます。
こんな風に↓
ろびお
すべて終わったら、Photoshopビックドキュメント形式(.psb)で保存します。
② 分解した絵を Unity でリギングする(ボーン、メッシュ、スキン)
1.シーンに読み込み、配置など
PSBデータをUnityに読み込みます。(ドラッグ&ドロップ)
読み込んだ画像をシーンに配置します。(ドラッグ&ドロップ)
ドット絵がボケてしまう場合はフィルタリングを Point (no filter) に変更します。
[Sprite Editor] を開き、[Skinning Editor]に切り替える
2.ボーンを追加する
[Create Bone] でキャラに骨を追加します。
3.メッシュを追加する
[Auto Geometry] でメッシュを追加します。
4.ボーンの影響範囲を調整する
このままだと足を曲げた時に腰回りが歪むので、体のメッシュに足の骨が影響しないようにします。
[Bone Influence] を押してから 体のメッシュをダブルクリック、足の骨を選択して除外します。
右上にある [Apply] を押して保存します。
これでリギングは完了です。
③ Unity で絵にアニメーションを付ける
リギング後は、キャラの中にボーンが追加されています。
[Window] →[Animation] ( Ctrl+6 ) を開いたら、
Bone1を選択して Animationウィンドウ内の [Create] をクリックし、アニメーションクリップを作成します。
レコーディングボタンを押してボーンを動かすと、タイムラインにキーが打たれ、アニメーションをつけることができます。
カーブエディターを使うと滑らかなアニメーションに調整することが出来ます。
④ Unity で作ったアニメーションを動画書き出しする(mp4)
作ったアニメーションを書き出すには Unity Recordor をインストールします。
[Window] → [Package Manager] Unity Recorder を検索します。
[Window] → [General] → [Recorder] → [Recorder Window]
Add Recorder をクリックすると書き出す種類が選べるので、Movie を選択する。
解像度等を設定し、RECボタンを押すと録画が始まります。
ろびお
ドット絵の女の子を歩かせる 絵をほとんど描いたことがない初心者が、1年間「ドットピクト」を使ってみたのでレビュー