「転職しよう」と思ったら、応募の前にまずやること

こんにちは、ろびです。
元転職エージェントの目線で、転職について簡単にアドバイスが出来ればと思います。

エージェントを活用するかどうか、はとりあえず置いておいて、今回はまず転職を考えだしたらやっておくべきことについて。

求人サイトに登録

言わずもがな。どんな求人があるか知るために、まずは求人サイトに登録しましょう。
全ての求人を網羅している求人サイトなんて無く、企業によっては信頼している1社にしか頼んでないなんてこともよくあるので、できれば複数が良いです。
登録しなくても見れる求人はありますが、中には表に出てこない求人(非公開求人)もあるので、まだ本格的に活動を始めなくてもとりあえず登録しておくのがベストです。

登録するならこのあたりがおすすめ
DODA
JAC Recruitment

応募の前の準備

色々見ていたら気になる求人が出てくると思います。
しかも期限が迫っていたりして「早く応募しないと…!」と応募ボタンを押す…ちょっと待った!その前に準備をしましょう

登録情報を充実させましょう

シンプル イズ バッド!
エージェント時代によくあったのが、学歴や社歴、業務内容が少しだけ…と最低限の情報しか登録してない状態で応募がくるパターン。
よっっぽど応募がこなくて困っている企業なら、これでも面接までこぎつける場合もありますが、正直心象は悪いです。
人物像が全く伝わらず、宇宙人がやってきてもおかしくないレベル。面接官はドキドキです。…わざわざ面接からマイナススタートの枷を負う必要は無いです。
間にエージェントが入る時は基本的に差し戻して情報量を増やしてもらいますが、その間に求人が終了してしまうということもよくあります。
応募前にしっかり自分の登録情報を精査して、アピールすべきポイントは隅々までアピールしてください。

また、職務経歴書をアップロードできるサイトであれば、アップロードすべきです。
なぜなら、職務経歴書をあらかじめ登録できるサイトということは、ライバルは職務経歴書を用意して応募している可能性が大いにあるということ。
職務経歴書は自分で体裁を作れるので、「これをアピールしたいけど、書ける項目がない…」と諦めた内容も、好きなように書くことができます。
文字数制限も無いので、職務経歴書で100%アピールしきった人と、登録情報のみの人では大きな差が生まれてしまいます。

職務経歴書を準備しましょう

上記にも書いたとおり、職務経歴書をアップロードできるサイトであればいち早く作るべきなのですが、そうでなくても職務経歴書はなるべく早く作っておいた方が良いです。
応募時は登録情報だけで良いところであっても、面接ではほとんどの企業が職務経歴書の提出が必須です。
日頃から自分の経歴・実績を記録している…なんて人だったら簡単かもしれませんが、意外と自分の経歴をまとめるのって時間がかかります。
できれば求人を探し出す前、心の余裕のある間に作っておき、いつでも見返して手直しできる状態にしておきましょう。

職務経歴書の書き方

基本はフォーマットに沿って書こう

基本的に、「職務経歴書 サンプル」とか「職務経歴書 フォーマット」とかで検索してでてきた物を使うのが無難です。
求人サイトによっては、そこでサンプルを配布していることがあるので、是非活用しましょう。
項目を書き加えたり変更したりは、自分のアピールしやすいように修正して良いですが、個性を出すためか中央揃えにしたり、個性的なフォント(明朝やゴシック以外のフォント)にしたりするのは控えたほうが良いと思います。※ただしデザイナーさんの場合は、ポートフォリオのデザインに合わせたりするケースもあります。
PCにMicrosoft Wordが入っていない場合、Office Onlineを使うと良いです。
機能は若干劣りますが、職務経歴書を作るには十分です。
また、日付は作成した日よりも提出する日(面接時持参の場合は面接日)にしましょう。

職務経歴書の作成ツールを使う

ネットに転がっている作成ツールを使って作るのも一つの手です。
ただその時気をつけてほしいのは、出来上がったファイルを自分の目でしっかり確認すること。
入力欄を空欄で飛ばしてしまうと、完成した経歴書には項目だけが残った謎の余白が…なんてことになります。
上記のOffice Online等を使って、手直ししましょう。

自己PRには具体例を出す

これは面接でもアドバイスすることですが、「コミュニケーション力があります!」だけでは説得力にかけますよね。
こういう経験を積んできたからコミュニケーション力が磨かれた、とか、コミュニケーション力があるからこういう実績が出せた、とか具体例を出すことで説得力を持たせられます。
些細なことでも構わないので、これまでを振り返って、アピールに活かせそうな出来事のストックを作っておくと面接時にも役立ちます。

とりあえずこんなところ

色々と書き出してみましたが、とりあえずこんなところでしょうか。
職務経歴書とか面倒くさい、後回しにしたい…その気持ち、よく分かります!私もそうでした。
でも、後回しにして時間に追われて作った書類で選考に落ちて後悔しないように、「まずは応募」ではなく「まずは職務経歴書」が大事だと思い、初めにこの記事を書きました。
ちょっと心を落ち着けて、これまでを振り返ってみる、そこから転職活動を始めましょう。

 

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